中田敦彦のYoutube大学スクリプト「禅とは何か」

Youtube大学スクリプト
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ソース
【禅の心①】〜世界中の偉人たちはなぜ禅に魅せられるのか?〜
https://www.youtube.com/watch?v=LebTT0bZYNU

【禅の心②】〜日本に伝来した禅の歴史とは?〜
https://www.youtube.com/watch?v=D8JpEpRNUpI

【禅の心③】〜どの時代どの国の人でも禅に魅了される理由とは?〜
https://www.youtube.com/watch?v=YKRDL41VKTI

【禅の心①】〜世界中の偉人たちはなぜ禅に魅せられるのか?〜
【禅の心②】〜日本に伝来した禅の歴史とは?〜
【禅の心③】〜どの時代どの国の人でも禅に魅了される理由とは?〜
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◎禅の歴史
・仏教の発祥
  紀元前6-5世紀、インドで発祥
   ⇒ある国の王子の釈迦がなぜ苦しみから逃れられないのだろうということで、修行を重ねた。
   ⇒修業によって苦しみをなくす、悟りを開く
   ⇒これを見つけたという教えを弟子たちが広めたのが仏教

 ※基本的な考え方
  無を志向している。
   ⇒キリスト教・イスラム教と対比的。
   ⇒一神教は、正しいを司る神がいる。正しいということを行っていこう、という感じ
   ⇒仏教は苦しいという状態が会って、どうやって減らせるか、という考え方。
   ⇒般若心経でも無を強調している。色即是空、空即是色(あるものはない、無いものはある)

・達磨大師の禅
  禅というものを流派として強調したのが達磨大師(インドの人)
   ⇒インドから中国に既に仏教は伝わっていた。
   ⇒インドから中国に行って、禅をフィーチャーして禅の開祖として考えられた。(仏教の一部分を大事だとして、強調したとして開祖となった)

  ※ダルマが丸い理由
   手足が無いというのが特徴
    ⇒面壁九年(壁の前で座禅を組んで瞑想して、9年瞑想した結果手足がなくなってしまったという伝説)

  ※禅のフィーチャー
   釈迦が苦しみをなくし悟りを開いた時の状態を見た
    ⇒最後の最後に心を落ち着けて、自分に質問していき、悟りを開いた。
    ⇒禅定(座禅によって心を定めていく)がゴールに行ったとしたら重要じゃないか、と考えた
    ⇒瞑想&自問自答が一番重要なのではないかという考え方
    ⇒Nothing is here, Just look at yourself(ここには何もない、あなたを見なさい)

  ※ダルマが残した4つの鉄則
   ・不立文字
     ⇒悟りの真髄は文字とかにはできない、体験してね。自らを見つめることを始めてしまえ
   ・直指人心
     ⇒Touch Your heart。心に触れろ
   ・教外別伝
     ⇒経典とかで教えるものでもない。
   ・見性成仏
     ⇒Look yourself。あなたの本性を見ろ、そしたら仏になれる

 ・難しい考え方
   ⇒何をしたらいいのか、という人には非常に拍子抜けする。
   ⇒良いことをして良いものをに近づくという話ではない

  ※無功徳
   ある日、武帝という皇帝に呼ばれる。武帝は仏教について研究して寺をたくさん建てた。
    ⇒達磨に寺を見たか、俺は救われるか?功徳はどのくらいだ?と問うた所、ないと答えた。
    ⇒何が尊いのか?尊いものはない、と答えた。
    ⇒お前は何者だ?I don’t knowと言って去っていった。

◎日本、鎌倉幕府
・中国の禅
 中国禅宗5派がある。日本に輸入してきたのは下記
  ・臨済宗
    ⇒自問自答に価値がある
  ・曹洞宗
    ⇒座禅に価値がある

・鎌倉新仏教6
 ・鎌倉時代に大衆向け仏教がやってくる
   ⇒昔は作り込まれた仏教にびっくりして、権力統治方法と共に輸入し、大仏作ってもうまく行かず道鏡がクーデターを起こそうとする。
   ⇒平安に修行が大事ということになったが、日々の暮らしをしている人はついてこれなかった。堕落する僧も出てくる
   ⇒庶民の庶民の仏教として登場する

・禅宗
 ・栄西、臨済宗(もともとは天台宗を学んでいた)
   ⇒状況を憂いて本場の仏教を習おうとした。
   ⇒中国で、臨済宗と出会い、輸入してくる。
   ⇒北条政子等の権力者に取り入って取り入って寺を作る

 ・道元、曹洞宗(もともとは貴族の子)
   ⇒親が早く死んで、仏道に帰依する。
   ⇒中国に留学して曹洞宗を持ってきた。
   ⇒分厚い正法眼蔵という道元の聖典を書く

 ・栄西と道元の違い
  ・深さ
    ⇒栄西はライトに輸入し、確立するまでに後世のお坊さんが確立した。
    (寿福寺とかは天台宗と混ざっていて、ちょっと不十分だった)
    ⇒道元は、曹洞宗を深めていった、
  ・権力者
    ⇒栄西は権力者に気に入られていった
    ⇒道元はストイックで福井県に永平寺を建てる

・鎌倉新仏教6の種類
 貴族のものだけではないということで、前期、浄土系、禅系が輸入された

 ・浄土系3つ
   ⇒Go to パラダイス、念仏を唱えろ。南無阿弥陀仏(I believe阿弥陀仏)
   ⇒前期が法然(阿弥陀仏を唱えればOK)
   ⇒中期が親鸞(信じていれば救われる)
   ⇒後期が一遍(世の中が荒れる。踊り念仏)。時宗はもともとは時衆(今の連中)
 ・禅2つ
   ⇒前期、栄西(幕府について栄えていった)
   ⇒道元はストイックに権力によらない
 ・日蓮系1つ
   ⇒日蓮、浄土宗と仲悪い。
  (禅は中に向いているが、浄土系はI believe Bible/Godなので、仏教の中では、無を志向しているが難解で高度で庶民にはむずいので、仏教ぽくはなく一神教ぽい。)
   ⇒浄土を邪教として、野放しにしていたら外国に攻められるという本(立正安国論)を出して、ヤバイやつということで北条時頼に島流しに会った
   ⇒その後元寇であたってたということで、支持を増やしていく。

 ※禅と浄土・日蓮の違い
  ・日蓮宗は一神教に近い
    ⇒宗教が宗教を攻撃する、というのが一神教の個性。
    ⇒アニミズムとか多神教とかは攻撃する個性は無い。
  ・浄土系が正しいのか日蓮系が正しいのか論争になるが、禅は無を希求していくため、争わない。(無神論的な個性)

◎室町時代
・禅は幕府と結びつき勢力を増す
  ⇒禅は無神論的だから、一番偉いのは力があるやつというのを干渉しない(一神教だと、、一番偉いのはGod)

・禅寺が増える
 ・臨済宗は五山制度
   ⇒寺に格を決めて、やっていく。
   ⇒南禅寺を最高峰として、それ以外というようなことを決めていった。
   ⇒夢想、というお坊さんで全盛期
   ⇒侍たちにも受け入れられる

 ※一休宗純
  権力で傲慢になっていないか、形式的になっていないか、と言い出した
   ⇒ドクロをついていつか死ぬぞ、Nothingと言っていた
   ⇒トンチで有名な虎を捕まえてみよ、出してくださいとかは、禅問答。
   ⇒答えづらい質問をして、答え方を見る。自分はどう考え方を進めていくのか論理的思考力。で自分を見つめ直していく。

◎戦国時代
・浄土宗・日蓮宗の武装と弾圧
  ⇒浄土宗・日蓮宗は農民たちに受け入れられていた
  ⇒一向一揆・法華一揆は、浄土系・日蓮宗の僧達が税金を治めないとして、領主を襲いに来る
  ⇒武装化していった、これを弾圧していったのが織田信長・秀吉

・織田信長の弾圧、安土宗論
  ⇒織田信長が、日蓮宗と浄土宗を論争させる。(両方邪魔だから、邪魔者同士喧嘩させる)
  ⇒武力でやっても信仰で対抗してくる、迫害すればするほど強くなるため、議論で負けた、信長を納得させられなかった宗派というように仕組んだ
  ⇒日蓮宗が負けるように仕組んだ

・秀吉の千僧供養
 お布施を全宗教にする
  ⇒信者ではないものからお布施をもらうのはご法度
  ⇒お金をあげますから、という秀吉と日蓮のどちらが偉いか高度な踏み絵をやってくる(戒律的にはまずいが、受け取らないと殺されるかもしれない。)
  ⇒内部分裂がおきる。

・徳川家康
 ・仏教、本末制度・寺壇制度
   ⇒弾圧しなかった、利用した、骨抜きにしていく
   ⇒本末制度:寺に序列を付けてピラミッドにした。偉い寺に協力させた。仲悪い寺とかを利用した。
   ⇒寺壇制度:居住エリアで寺を決めて葬式をやる寺をきめた。布教しなくていいから寺としても楽。
   ⇒結果として、キリスト教信者を炙り出せる

  ※葬式仏教
   葬式仏教と呼ばれ、形骸化していく

 ・儒教、武家秩序に利用
   ⇒年功序列等侍のコントロールにいいと藤原惺窩が推薦する。
   ⇒仁義を大事にする、ということを大事にして侍魂にする。幕府のために命を落とすのが侍魂とするという形で取り入れた

 ・禅、武道の修練として利用
   ⇒侍のメンタルコントロールに使った。パーソナルなものだからよりうまく取り入れられた
   ⇒他の宗教と違って、ブレずに取りれられてきた

 ※沢庵(臨済宗のお坊さんが)
  徳川家光が国を強くしようとしていた。武道にも力を入れていたが伸び悩んでいた。
   ⇒剣の達人の柳生宗矩(家康のボディーガード)に進められ沢庵和尚に会いに行った
   ⇒勝とうととらわれるな、と教えられた

・臨済宗と曹洞宗
 ・臨済宗
  武家と仲が良い
   ⇒勝とうとしてはいけない、自分に問いかけろ、天下無双なんて無いよ、というトーク
   ⇒エリートのメンタルコントロールに向いている。

 ・曹洞宗
  武道とは関係ない庶民に受け入れられた(曹洞宗の方が、寺が多い)
   ⇒座ればいいのでわかりやすく、心を穏やかにできる

◎明治時代
・仏教弾圧
  国家神道、天皇中心で天皇の神話をリアルなものだとした
   ⇒軍国主義につながっていく

◎戦後
・国家神道の否定
  GHQが国家神道を否定し、アイデンティティを失った

・科学革命
  科学革命が起きているから仏教・国家神道を信じない感じになっている
   ⇒アメリカでも、科学とキリスト教の間で苦しんでいる

 ※仏教
  葬式仏教の制度だけ江戸から残って、システムだけが残った

◎現代
・科学と資本主義
  豊かになろう、ということで、科学と資本主義で行こうとなっている

・禅の注目
 資本主義教が限界を迎えている
  ⇒経済に発展して、技術が発展したけど、とんでもないエネルギーを使っているが、幸せになっているかどうかの議論ができていない
  ⇒特に成功者が不安になっている。そのときに禅がやってくる。
  ⇒心が満たされないときに、乱世を生きるエリートにメンタルコントロール法として受け入れられる

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