中田敦彦のYoutube大学スクリプト「ウイルスとは何か」

Youtube大学スクリプト
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ソース
【コロナショック①】ウイルスとは何か?
https://www.youtube.com/watch?v=NdZkZPh3wqY

【コロナショック②】ウイルスにしっかり対応していこう
https://www.youtube.com/watch?v=WJAlnRt30s4

【コロナショック①】ウイルスとは何か?
【コロナショック②】ウイルスにしっかり対応していこう
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スクリプト



・2つの感染症
  細菌…ペスト・コレラ
  ウイルス…黄熱病・天然痘

・細菌とウイルス
 ・細菌とは
   単細胞微生物
 ・ウイルスとは
   他の生物の細胞を利用して、自分を複製する微小な物体
    ⇒生物と非生物の間の曖昧な存在
    ⇒細菌よりも小さい

・生物の要件
 ①境界があること
   ⇒普通細胞壁が境界になっている
 ②複製すること
   ⇒普段生物はコピーを常に作って、細胞が入れ替わっている。
   ⇒DNA, RNAとかがいるからできる。
 ③代謝をすること
   ⇒呼吸等エネルギーを生むこと。(酸素を取り込んでエネルギーを生んでいる)

・ウイルスは生物か
 ①境界があること ⇒○
   ⇒カプシドやエンベロープという壁がある。そもそも細胞を持っていない。
   ⇒断面はタンパク質の殻(カプシド)と中に核酸(DNA)がある。カプシドの周りにエンベロープ(上着みたいなもの)がついている(ついている個体とついていない個体がある)
   ⇒外観は、正多面体(エヴァンゲリオンの使徒みたいな)

 ②複製すること ⇒△
   ⇒DNAとRNAは普通セットで仕事をするが、ウイルスはDNA or RNAどちらかしか持っていない
   ⇒DNA型ウイルスとRNA型ウイルスがいる。
    - DNA型…RNAの仕事もちょっとだけやる。防御力が強いが感染力が弱い
    - RNA型…DNAの仕事もちょっとだけやる。脆いが感染力は速い

  ※DNAとRNA
    DNA…デオキシリボ核酸。遺伝子情報を保持
    RNA……リボ核酸。遺伝子情報をコピーする
     ⇒DNAとRNAがセットで仕事をする。

 ③代謝をすること ⇒ x
   ⇒シンプルすぎてエネルギーを生む仕組みが無い。(この機能を、他に依存することでシンプル化している)
   ⇒感染して利用。細胞に吸着して侵入して、殻が外れて中の設計図情報をもとに細胞の仕組みを利用して自分のコピーを作る。
   ⇒いくつものウイルスになって突き破って出ていく。

・種類
  ウイルスは亜種含め5000万種類以上いる
   ⇒そのうち数百種類が病気をもたらすが、殆どは無害。

  ※細菌にも良いものと悪いものがある
   ・善玉菌(腸内環境を整えるビフィズス菌等。消化を助けたりする)
   ・悪玉菌(大腸菌等)
   ・日和見菌(宿主が元気な時は働かず大人しい。寝てなかったりして免疫力が下がると日和見菌が暴走する。)
     ⇒ほとんど日和見菌

・予防
 ワクチン
  ⇒予防するもの(ワクチンはウイルスにも細菌にもきく)
  ⇒ワクチンとはウイルスそのもの。免疫システムを活用する(一回経験することで対策が取れている)
  ⇒生ワクチンと不活性ワクチンがある

 ①生ワクチン
  毒を弱めたウイルスそのもの。弱めたからなんとかなる
   ⇒免疫力○・持続力○・副作用△
   ⇒国の認可をとっているようなものを何回も臨床試験をやっているからほとんど副作用はない

 ②不活化ワクチン
  殺したウイルスや細菌から、必要なものを取り出して作っている。そのため弱い
   ⇒免疫力△(2, 3回打つ必要があったり)・持続力△(2ヶ月とか半年しかきかない)・副作用○

・発見された歴史
 ・天然痘
   ⇒人類が唯一克服し根絶したもの。
   ⇒アステカ・インカ帝国を滅ぼしたり、遣唐使が持って帰ってきて奈良の大仏を作るきっかけになった。

 ・ワクチンに出会う
   ⇒天然痘をにかからない人がいた。似た種類の牛痘にかかったことがある人だった
   ⇒その時に免疫システムを認識した。
   ⇒アステカ・インカ帝国・奈良時代の時はわからず、1980年にこの事がわかった。

・ワクチンの注意点
 ・注意①:抗原の変化
   ⇒同じものが来れば免疫システムが作動するが、変わると免疫システムが効かなくなる
   ⇒有効なパターンはウイルス・細菌が進化せず変わらないパターンの時(はしか、ましんには有効)

  ※インフルエンザ
   インフルエンザは、A型B型C型があるが、A型がどんどん変わるタイプ
    ⇒A型の予測はできるようになっているが、あくまで予測なので当たらないこともある。
    ⇒A型の中にスペイン風邪、香港風邪がある。

 ・注意②:エンベロープ
   ⇒エンベロープがあると、中にうまく届かないパターンがある

 ・注意③:治療ではなく予防

・マスクは有効か?
  不織布のマスクの最大の弱点は隙間があること。
   ⇒隙間が結構大きい。布部分で抑え込めるのは5マイクロメートル。
   ⇒細菌0.5-1マイクロメートル、0.025-0.035マイクロメートル

  メリットは少しはある。
   ⇒①色んな感染がある。飛沫感染とかつばに含まれるのはガードできる
   ⇒②意識の向上する。口を触らなくなったり。

・治療法
 ・細菌の治療法
   抗生物質
    ⇒細胞に利くため、ウイルスにはきかない

  ※抗生物質を発見した歴史
    培養した時にカビを生やしてしまった。その周りに細菌がなかった。
     ⇒それで発見されたのがペニシリン。ペニシリンが発見されてから戦争で兵士が助かった。

    いたちごっこ
     ⇒しかし、ペニシリンに対抗できる細菌が出現しはじめた。
     ⇒更に強い細菌に勝てる抗生物質ができたり、その耐性を得た細菌が出てくる終わらない戦いになっている
     ⇒今の危機感は、どんな抗生物質もきかなくなる細菌が出てきたら懸念されている。

 ・ウイルスの治療法
   抗ウイルス薬
    ⇒まだ少ない。

   ※新型コロナウイルスに対して
    ・抗ウイルス薬を探している
      ⇒似た構造のウイルスを利くもので効果があるかないかをやっている。
    ・政府が家にいろ、という理由
      ⇒敵が強すぎるから家にいるぐらいしかない。
      ⇒予防のワクチンも作れるかわからないし、マスクも効かない、かかったら抗ウイルス薬もない。
      ⇒熱がでたら熱をさげるだけ、のような対症療法しかない。

・人工ウイルス
 ⇒生物兵器等ウイルスは人工的に作れる

 ・2002年:ポリオウイルスを作ることに、ニューヨーク州立大学が成功した。
   ⇒DNA, RNA(遺伝子情報)のデータを入れて動かした。
   ⇒生命か非生命か微妙だが、生命だとしたら生命を人工的に作れた、ということでニュースになった。
   ⇒技術的にはDNAの情報さえわかれば、どんなウイルスでも作れる、ということ。

 ・2011年:鳥インフルエンザウイルスを作ることを、東大の教授とオランダのチームが成功した
   ⇒悪用されるから論文発表を発表しないでくれ、とアメリカが要請があった。揉めた末に発表した。

・生物兵器・バイオテロ
 ・予防法と治療法の確立したものを使う
   基本は、使う方のリスクも有るため、予防法と治療法の確立したものを使う。
    ⇒返ってきたとしてもワクチン・治療薬があるため。
    ⇒但し、流出という形もある。

 ・使う理由
   核兵器・化学兵器に比べ、お金がかからない。

 ・人工ウイルスのメリット
   人工ウイルスが作れるようになったことで、抗ウイルス薬が作りやすくなった

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