中田敦彦のYoutube大学スクリプト「感染症の歴史」

Youtube大学スクリプト
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ソース
【世界を変えた感染症の歴史①】〜想像を絶する人類の戦い〜
https://www.youtube.com/watch?v=hv5M4183oF4

【世界を変えた感染症の歴史②】〜感染症を正しく恐れるために歴史に学ぶ〜
https://www.youtube.com/watch?v=eljJLc9Fpq8

【世界を変えた感染症の歴史①】〜想像を絶する人類の戦い〜
【世界を変えた感染症の歴史②】〜感染症を正しく恐れるために歴史に学ぶ〜
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スクリプト



◎感染症について
・過去の歴史
 ・感染症が人類に対してどのくらい影響を与えてきたか。
   ⇒パンデミック、世界的に感染は初めての話ではない
   ⇒その時世界はどう動き、どう現在なっているか

 ・想像を絶する人類の戦いの歴史
   ⇒ほとんどの戦いは終わっていない

・知らなくてはいけないこと
 ・こういうことが怖くてこういうことが怖くない、というのをわかること

・世界史を変えた4つの感染症
 ・4つの感染症
  ・ペスト
  ・コレラ
  ・黄熱病
  ・天然痘

 ・経路がそれぞれ違う。
   ⇒どこからの攻撃なのかわからない

◎ペスト(黒死病)
・カミュの小説が最近売れている
  カミュのタイトルでペストというのがある
   ⇒ペストに苦しめられる人間たちが描かれている
   ⇒神・生きる・死ぬ・病、生きる意味とは、というのを描いている。

・病原体
  ペスト菌(細菌)

・感染経路
  ノミの腸管で繁殖する
   ⇒それが、ネズミ・猫・犬に移る(ノミが噛んだら、血を吸う代わりにウィルスが入ってくる。)
   ⇒ネズミ・犬・猫が移動すると、他のノミが噛んでノミにウィルスが移る
   ⇒そのノミが一斉に他の動物を噛む

  クマネズミ
   ⇒ネズミ(特にクマネズミ)が特に媒介しやすかった。
   ⇒もともとヨーロッパにいなかった。ヨーロッパに攻めてきた時、十字軍が西に行った時にヨーロッパに入ってきた。
   ⇒ネズミが屋根裏で走ってヒトに巻き散らかした

・症状
  高熱・頭痛・精神的錯乱・黒い斑点を出して死亡
   ⇒血液の影響で黒い斑点が出る
   ⇒感染して3日後には黒い斑点で死ぬ

 ※人から人への感染
  ⇒腺ペストだったのが、肺ペストに進化して、人から人へ感染するようになり、ヨーロッパ中で拡散した。
  ⇒葬儀・埋葬が追いつかず、大きな穴をほってその中に入れた。

・影響
 ・中世そのものを終わらせた
   中世のはじめにローマ帝国で流行したことがあるが、その後大きく終りを迎えたのが中世の終わり

 ・キリスト教の信頼の失墜
   ⇒十字軍によってキリスト教の権威が低下し、キリスト教にとどめを刺したのがペストだった。
   ⇒人々が求めたのは神の救いだったが、聖職者達はいち早く逃げていた。
   ⇒そして、キリスト教の信頼を失った。

 ・システム(農奴制)の崩壊
   ⇒大量に奴隷にやらせていたが、人が死んで、労働力がなくなった。
   ⇒奴隷として扱うことができなくなり、労働者の権利・農民たちの報酬が払われるようになった。

 ・人が人を殺す二次災害
   ⇒病によって追い詰められて精神的錯乱した
   ⇒救ってくれないのは誰のせいか、東の方から異民族・異教徒が持ってきたんじゃないか、ということでユダヤ人がスケープゴートになった。
   ⇒ユダヤ人(散り散りになっていて、キリストの処刑の原因になっている)に恨みがぶつかってユダヤ人の迫害が起き、大量に虐殺になった。

 ・グリム童話
   ⇒ハーメルンの笛吹き男に影響を与えている。
    - ある町はネズミで苦しんでいた。笛吹き男がやってきて駆除してやるから報酬くれと言った。街の人はわかったと言った。
    - 笛を吹くと家に隠れていたネズミについていく。川までついていって、川を飛び越えると、ネズミが川に落ちて駆除が一気にできた。
    - 報酬をくれ、と言ったが、街の人はケチって報酬を払われなかった。
    - ある日笛吹き男がもう一回帰ってきて、笛を吹く。そうすると今度は街中の家から子供が出てきて笛吹き男についていってしまった。
    - そして、子どもたちを連れて消えていってしまいました、という話。
   ⇒これは、ペストのことを表した童話。ネズミによって苦しめられている町があり、子供を奪っていくという話で、ペストの悲劇が書かれた話と言われる。
   (グリム童話は、グリム兄弟がドイツ等ヨーロッパに広まっている話をかき集めたもの。)

 ・農作物の変化
   ⇒大量に農業労働者が死んだ後に、少なくてできるものを育てようとした結果としてぶどうを育て始めた。
   ⇒奴隷がいなくなり、農作業が少なくてもできるものということで、ぶどうを育て始めた。(後のワインにつながる)

 ・英仏戦争の休戦
   ⇒ペストが原因で休戦した。

・対策
 ・抗生物質による治療
 ・ワクチンはない

 ※ワクチン
   ⇒毒素を弱めた・取り除いたウイルスをあえて入れる
   ⇒免疫・抵抗を人工的につけることでかからなくする。(二度目はなれた体にはねかすことができる。)

・現在
 ・年間2000人の患者が出ている。
   ⇒ほとんどのパンデミックは現在も格闘中の敵
   ⇒先進国と途上国、衛生面が良いところと悪いところ、資金力がある・ない等あるので、平等に治療が受けられていない

◎コレラ
・病原体
  ビブリオコレラという細菌

・経路
  便で汚染された水・食べ物を通じて感染
   ⇒下痢と嘔吐によって増やしてしまう。
   ⇒便で汚染された水はあまりない、というのは現代の感覚。むしろ人類はこれと戦った結果、水を消毒するという行為に至った

 ※歴史
  1800年代だけで6回もパンデミックを起こしている。
   ⇒水が原因だとわかったのが第三回で、ロンドンの医者が水が原因で菌が原因だということを発見した
   ⇒そこから、下水の水をうまく処理する・塩素消毒をするということが始まった。
   ⇒上水道は塩素で消毒、下水をうまく処理するを整備するきっかけとなった

・対策
 ・塩素消毒
 ・経口コレラワクチン
   ⇒2回のんで数ヶ月防御力が高まるだけの、まだ発展途上。
 ・抗菌薬によって防ぐ

 ※経口補水液
  下痢が出きっても、水分が出すぎてカラカラになる。

・現在
  アジア・中近東・中南米に年間140-430万人の患者がいる
   ⇒2.8-4.3万人の死者が毎年出ている

  前回の流行
   ⇒2013年に7回目の流行となった

◎黄熱病
・病原体
  黄熱ウイルス

 ※野口英世
  黄熱病の研究で評価された。原因は細菌だと言った。
   ⇒ウイルスなので誤りだった。

・経路
  蚊
   ⇒人類の天敵。ウイルスの媒介者として飛んでくる。
   ⇒アフリカ中南米の猿と蚊の間でやり取りしていたが、ヒトがジャングルに入って感染し戻って感染が広がった。
   ⇒先進国がアフリカ・中南米を侵略し、捕まえて、劣悪な奴隷船の船底にすし詰めにして奴隷としてヨーロッパに送り込んだ。奴隷と同時に病原菌も運び込んだ。

 ※マラリア
  世界三大感染症、マラリアも蚊によって感染する

・症状
  発熱⇒黄疸(肝臓・腎臓への障害)⇒出血⇒25-50%が死亡
   ⇒高熱と黄疸がでることから黄熱病と名前がついた。

・影響
 ・1900年の段階で謎がとけていなかった。
   ⇒患者の衣服から感染するのではないかと推測されていたが、これは誤りだった。

 ・ハバナの医者が蚊じゃないかと言い始めたが、変わり者扱いされた
   ⇒マラリアが蚊が原因だとわかり始め、イギリスの医者も特命を受け聞きに行ったが、確証はなかった。
   ⇒動物をさしても影響がないから人類で調べられていなかった。
   ⇒軍隊で相当死んでいたため、志願兵を募った。蚊を刺させる人体実験をした。その結果として蚊が原因だとわかった。

・対策
  蚊の駆除が始まった。
   ⇒1930年代にワクチンが開発
   ⇒1940年代に協力殺虫剤DDTが開発される

  ※パナマ運河の建設中
    蚊がたくさんいて、パナマ運河で寝たら死ぬと言われていた。
    蚊を殺虫した結果、パナマ運河の完成を見た。

・現在
 ・特効薬はなし
   ⇒症状に対する対症療法をするしか無い。
 ・熱帯アフリカ・南米で流行している
   ⇒年20万人の患者と3万人の死者を生んでいる

◎天然痘
・病原体
  天然痘ウイルス
   ⇒1977年に発生し、とてつもない数の人類の命を奪った。人類の1/3を殺した
   ⇒唯一人類が完全勝利した感染症。

・経路
  ウイルスが、口・鼻から入り、リンパ節に届き、血を蝕み、全臓器に行く。
   ⇒高熱と発疹(皮膚に出る。膿が出てかさぶたになる。かさぶたも菌を持っている。)
   ⇒かさぶたが生物兵器になったりした。

・影響
 ・奈良の大仏を作った原因
   ⇒奈良時代、朝鮮半島に言っていたが、天然痘が流行っていた。
   ⇒高度な文化と同時に天然痘ウイルスを持ち帰って、都ではやった。
   ⇒仏教も輸入していたが、仏教で救われるのと矛盾してくる。
   ⇒とてつもない疫病ととてつもない干ばつに対して地獄の苦しみを味わったことに対する祈りのモニュメントとして奈良の大仏が作られた(火の鳥、鳳凰編の話の舞台)

 ・植民地
   ⇒コロンブスによって西航路ブームが始まったが、南米にスペイン人が攻め込んだ(コルテスがメキシコ・ピサロがペルー)
   ⇒数百人だったがなぜ勝てたのかというと、馬・銃・鉄だけではなく、文明を破壊できたのは天然痘によるもの
   ⇒スペイン人は、天然痘の免疫をもっていたが、南米の人は免疫がなかった。
   ⇒アステカ文明・インカ文明は、一旦武力では押し返したものの、天然痘の免疫を持っていなかったがゆえに倒れて支配されてしまった。
   ⇒自分たちだけが病気になるのが信じられなくて、キリスト教というものがスペイン人を守っていると信じ、キリスト教に改宗した。

・対策
 ・ワクチン

 ※根絶できた理由
  ・感染したら必ず発症
    ⇒感染したけど潜伏して症状が出ない。知らない間に感染させている。
  ・ヒトだけを襲う
    ⇒動物を媒介すると根絶できないが、ワクチンを総動員させて収めた
    ⇒1977年を最後にソマリア男性を最後に根絶できた

◎その他
・世界三大感染症
 ・HIV
 ・マラリア
 ・結核(結核が進化していて、薬の対抗力を高めた新型結核が出てきている。)
   ⇒全て終わっていない

・その他
 ・梅毒(性感染症)
 ・エボラ
 ・破傷風(災害時に広まりやすい)
 ・狂犬病(発症したら100%死亡する)

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