香港の民主化と政治状況をざっくり解説

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◎香港の争点
中国の息がかかった人達(親中派)の統治に対する、中国化されたくない自由を求める国民(民主派)の対立構造がニュースになります。

◎過去の歴史
・1840年…アヘン戦争
      ⇒中国とイギリスのアヘン戦争により、香港はイギリス統治に
・1997年…香港返還
      ⇒第二次世界大戦のイギリスの疲弊+国際的な風潮で中国に返還することに
      ⇒但し、香港の国民が中国の一部になりたくなかったため、中国側は譲歩し(50年間)一国二制度という仕組みを取っている。
・2014年…雨傘運動
      ⇒選挙の立候補者は、親中派が決めるという決定に対して、民主派がデモを起こす。
・2019年…逃亡犯条例改正案デモ
      ⇒殺人事件等が起きた時に「中国・台湾から要請があれば引き渡す」というルールを香港政府が作った。
      ⇒香港の人でも中国に目をつけられたら引き渡されるというルール。と見られることからデモが過激化した。

◎行政
・行政長官
  キャリー・ラム(親中派)
・財政
  黒字国家で、債務残高がゼロ
  更に余剰資金が大量にある。(市民は余剰資金の還付を長年求めている)

◎議会(立法会)
・議席
  定員…70議席
     ⇒35人が選挙で決められる
     ⇒35人が、業界団体(財界)からの推薦枠(基本的には親中派)+区議会の推薦枠。
     ⇒そのため基本的に親中派が過半数を取る仕組みになっている。
・構成
  親中派…43名
  民主派…27名

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2020/2/27  経済対策として市民に14万円支給の案を発表 (2020年度予算案)

香港政府が経済対策として市民に14万円支給の案を発表しました。

◎背景
・市民の不満が爆発しているため、キャリーラム行政長官の支持率9%
  ⇒民主化デモで経済活動がストップ+新型コロナ

◎経済対策内容
・2020年度予算案
 ・現金支給
   18歳以上永住者700万人対象に、1万香港ドル(14万円)支給
 ・減税
   給与税を無税にする。2万ドル以下今年度のみ195万人対象。
 ・企業への優遇
   香港企業への優遇

◎今回の狙いと議会選挙に向けた中国親中派の圧力
・2020/9立法会の選挙
  ⇒70議席中35議席を争う選挙がある。
・中国親中派の恐れ
  ⇒全て民主派に取られた時に、過半数を取られてしまう恐れがあった。
  ⇒そのため、人気取りを行うように中国親中派からの圧力があった模様

◎財源
 黒字国家+余剰金があるため、余剰金を使うとの対策のようです。

◎今後
 民主派は、予算案阻止(1/3以上の議席で法案否決)に動く模様です

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